活動ブログ

平成25年度

通常開室日コース:富津中学校(2014.3.25)

2014年3月25日、今年度最後の学校向けプログラムです。千葉県の富津市立富津中学の美術部の15名のみなさんが春休みを利用し、片道2時間以上かけて東京都美術館に来館。「世紀の日本画」展を鑑賞しました。3年生にとっては卒業イベントとのことです。

_MG_4712_s
アートスタディルームに集合し、アート・コミュニケータとチームになります。
このチームは男性チームですね。

_MG_4760_s
グループごとに展示室に移動し、グループ鑑賞。展覧会の会期末に近く、混雑する展示室でしたが、一般の来館者への配慮を忘れず、こどもたちへの視点も持ちつつ、アート・コミュニケータがよりよい鑑賞の場を目指します。結果、この日は一般の来館者の方々も何人か鑑賞の輪に加わって下さったり、「真剣に観てていいわねぇ」という温かな言葉をかけてくださったようです。

続く個別鑑賞。
みんな真剣に作品と向き合い「つぶやきシート」に書き込んでいました。
つびやきシート_富津中学校-1
つびやきシート_富津中学校-4

展示室内で仲間に出会って言葉を交わす姿もみられ、漏れ聞こえてくる会話が作品のことだと、なんだか嬉しくなります。
_MG_4807_s

7月から学校向けプログラム(通常開室日コースとスペシャル・マンデー・コース)をアート・コミュニケーター(とびラー)と東京都美術館・東京藝術大学の運営チーム、そして、学校の先生と共に作って来ましたが、今回の通常開室日コースでは、年間の様々な試行錯誤を集結させられた気がしました。

特に通常開室日コースは今年度スタートさせたもので、最初の頃は、ほぼ常に混雑している特別展会場でどのように充実した鑑賞の場を作るかが課題でした。でも、回を重ねるごとに、アート・コミュニケータと知恵をしぼり、一般の来館者にとっても、鑑賞プログラムに参加しているこどもたちにとっても心地よい鑑賞の場を目指しました。今日は、一般の来館者の方々からもあたたかな眼差しをいただき、感謝しています。

後日届いたビビハドトカダブック。さすがの美術部、力作揃いです。
ちょっと遠いですが、また上野公園に来たときには、ぜひ上野のミュージアムを巡ってもらえたらと思っています。
tumblr_n57ch9NotP1sea8w3o1_r1_1280
tumblr_n57ch9NotP1sea8w3o2_r1_1280

続きを読む
投稿日: 2014年3月25日

通常開室日コース:南池袋小学校(2014.3.18)

2014年3月18日、豊島区立南池袋小学校の4年生69名が東京都美術館に到着。特別展「世紀の日本画展」を鑑賞しました。
_MG_4085_s

朝の山手線で池袋から上野、そして上野公園を歩いての到着で、到着時には少し疲れているかな、と予想していたのですが、普段の図工の授業で、日本画をテーマに鉛筆で模写したり、墨汁で水墨画に挑戦したりしていることもあるのか、作品を見るというモチベーションを持っている表情で、こどもたちは早速活動を始めました。アート・コミュニケータと挨拶をして、今日の流れを確認します。

_MG_4153_s

はじめはグループ鑑賞。1グループ4〜5名のこどもたちに、アート・コミュニケータが1名ずつ伴走します。会期末に近づき、少し混み合う展示室。それでも、対話を通して鑑賞すると、ひとりでは発見できなかったようなことが見つかる楽しさがあります。

_MG_4190_s

つづく個別鑑賞。30分間、それぞれが「つぶやきシート」を持って鑑賞します。龍虎図屏風が人気でした。スケッチを描いたこどもも、言葉を残したこどももいます。

一本だけ竹の風向きが違った。
トラは風をおこして、りゅうをよんでいるみたいだった。
とらの開いている目がまっすぐりゅうを向いていて、目力が感じられます。

_MG_4182_s

 

_MG_4193_s

 

_MG_4211_s

最後にミュージアム・スタート・パックをプレゼント。もうすぐ春休みなので、またサクラの綺麗な上野公園に戻って来てくれたら嬉しいです。

続きを読む
投稿日: 2014年3月18日

通常開室日コース:伊奈学園中学校(2014.3.6)

2014年3月6日、埼玉県立伊奈学園中学校の1年生、約80名が東京都美術館の「世紀の日本画展」を鑑賞しました。校外学習として、上野で1日過ごすこどもたちは、午前中に「あいうえの」のプログラムで東京都美術館の特別展を鑑賞し、午後は班行動で上野の文化施設を巡るというスケジュール。上野公園の文化施設を馴染みあるものにしていく「あいうえの」にぴったりの1日です。

学校での事前学習を丁寧にしてきてくれました。貸出しツールのアートカード(A4)を見て各自、1作品、目星をつけて選んだ理由を書きとめておく活動です。アートカードは本物の作品とはもちろん大きく違いますが、本物を見る前に、丁寧に作品と対峙するには役立つツールであることが、生徒さんのコメントからわかります。
あ-1
あ-6

そして当日。
_MG_3608_s
アートスタディルームに集合し、班毎にアート・コミュニケータ(とびラー)と展示室へ。

_MG_3653_s
グループ鑑賞の時間です。2作品、それぞれ15分〜20分程度で鑑賞し、気がついたこと、気になる点、感じることなどをお互いに出し合いながら、対話を通して鑑賞を深めていきます。

_MG_3770_s
続く個別鑑賞では、つぶやきシートを手に、気がついたことなどを書きとめながら、事前学習で選んだ作品や、展示室で気になった作品を鑑賞します。35分間が長く感じられる場合もありますが、伊奈学園中学校のみなさんはとても熱心に鑑賞をしていて、35分間が長く感じられず、展示室にいい雰囲気の鑑賞の場を出現させてくれました。

_MG_3808_s
アートスタディルームに再集合。アート・コミュニケータと個別鑑賞の感想などを共有しつつ、ミュージアム・スタート・パックを贈りました。とびラーは、「午後に上野公園を巡るときに、早速この本の活用を!」と勧めていました。

そのススメの通り!
とても素敵な上野を巡った記録を作成してくださいました。
tumblr_n57dewujcR1sea8w3o3_1280
tumblr_n57dewujcR1sea8w3o1_1280

また、先生からも嬉しい感想をいただきました。ありがとうございます!

とびラーさんの問いかけに生徒たちが応えるか心配していましたが、とてもわかりやすくこどもたちの考えを引き出してくれたようです。午後の鑑賞にもつながりました。今回の校外学習を終えて、美術館・博物館に興味を持つ生徒が増えたように思います。自分の感じたことを素直に表現するようにもなりました。

続きを読む
投稿日: 2014年3月6日

放課後の美術館 第22回 (2014.2.26)

展覧会の日がやってきました!前回のそわそわは少し大きくなってざわざわしています。とびラーさんたちもいつもより少し早くきて準備をはじめてくれました。大きな机は子ども達が来る前に大移動させました。

MG_3231_s

MG_3253_s

いよいよオープンの時間が近づいてきたところでそれぞれのチームは最終展示チェックと作品のタイトルを書くキャプションの作成。さらに会期中の受付係やポンポンコーナー係、廃材スタンプコーナー係を募集したところみんなすぐに希望してくれたのでスムーズに準備ができました。

MG_3270_s

MG_3300_s

そして15時30分ついに開館!
最初にみなさんをお出迎えした受付には思い入れのある要素が。チケットのもぎり(東京文化会館で体験しましたね!)、そして芳名帳とカウンター(東京都美術館でみた芸大の卒業制作展の受付で調査しました。)です。こんなふうに展覧会には今までの放課後の美術館のカケラがいろんな形でちりばめられています。

MG_3276_s

ー展覧会会場について簡単にご紹介ー
会場の中央には長細い島のようにビビハドトカダブの模型が設置されています。「ビビハドトカダブ(上野公園)を舞台に○○をつくる」の○○を考えるところからスタートして3つのチーム(絵本物語チーム、イベント迷路チーム、ひみつ基地&ロボットチーム)がこの模型の中でアイデアを出し合ったり共有したりしてきました。3チーム分の模型が合体して大きな島のようになっています。

MG_3319_s

各チーム模型の近くに丸テーブルをひとつずつ使って模型からうまれた作品や模型をじっくり鑑賞してもらうアイテムなどが展示されています。3チームに加えて放課後の美術館の様子をレポートする放課後TVチームのブース、これまでの放課後の美術館の写真展(ほうかごタワー)、来場者のみなさんにも参加してもらえるポンポンづくりコーナー、廃材スタンプコーナー、展覧会カタログ工場、過去作品コーナー、そして展覧会の受付を設置しました。また今回特別に東京都美術館の照明器具をお借りしてライティングしました。

MG_3316_s

MG_3324_s

MG_3312_s

途中で予告なしのギャラリートークが行われたりもして子ども達はさらに大慌てでしたがそんな体験も今日しかできないこと。突然の質問にも頑張って答えてくれました。体験コーナーのポンポンづくりコーナーではこども達が大人たちに作り方を教えてくれました。12月の放課後の美術館体験したポンポンづくりのことをちゃんと覚えているんですね。作り方は壁展示の「放課後の美術館新聞」にも載っています。廃材スタンプコーナーも最初は少し暇をしていましたが即席チラシによる広報のかもあって大忙しでしたね。

MG_3296_s

MG_3330_s

MG_3299_s

16時30分 放課後の美術館閉館の時がやってきました。
みんなの満足そうな顔、ちょっと寂しそうな顔を前にして展覧会プロジェクトの石井さんと私から閉館のあいさつ。1時間だけの展覧会、来場者数100人!100人分の展覧会の時間がありました。全部きいてみたいです。ぜひコメントをお寄せくださいね。
展覧会のカタログに載っているのもそんな時間のほんのひとカケラの記録です。そして放課後の美術館いままで半年間それぞれの時間がありましたね。

MG_3376_s

MG_3425_s

MG_3428_s

MG_3430_s

MG_3402_s

続きを読む
投稿日: 2014年2月26日

放課後の美術館 第21回 (2014.2.19)

今週の放課後の美術館。私もですが少しそわそわしています。最終日に行われる展覧会にむけてラストスパート。当日の展示場所の配置を確認しながら実際にどんなふうに展示をするのかチームごとに相談しながら作り込みをしていきました。閉館ぎりぎりまで展覧会づくりをがんばりました!
机や展示物の配置を当日と同じように変更しました。部屋の中央に大きな机を3つくっつけて3チームのビビハドトカダブ模型を置きました。模型とは別に展示台として丸いテーブルを用意。実際の展示ブースがみえてくると「どうやって展示する?」という声かけに対してのこどもたちの反応が早いこと。急に忙しくなったチームも多かったようです。それでは各チームの動きをご報告。

 

絵本物語チーム とびラーさんの提案で丸テーブルの上に三角柱の壁面をつくりました。壁面を廃材の布で覆いその上に紙物を展示。大きな絵本のトビラも壁の一面に設置しました。展示のつくり込みはなかなか進んだようです。あとはどうやって作品を案内するかのか、が当日腕のみせどころになりそうです。また少し離れたところにあるモノレールの島の周りにはさらに小さな島が出現しました。

 

イベントチーム このチームは模型の中にイベントの内容がつくり込まれています。イベントとしてクイズを辿りながら迷路のように模型の中を巡ってもらうことを考えているようです。さて今日はこのチームにちょっと困ったお客さんに来てもらいました。展覧会を一週間待ちがえてきてしまったまるちゃん(とびラプロジェクトスタッフ)です。ということでイベントに案内する練習を少ししてみました。その後来てくれた人に配るパンフレット、記念のプレゼントなどを新たにつくりました。展示台も工夫が必要だったのでひみつ基地からもらった段ボールのテーブルをリユースして前回までにつくったポスターや立体作品をパンフレットやお花と一緒に展示しました。

MG_2780_s

ロボットチーム このチームは展示台ができてもまだロボットを作り続けていましたが作品のタイトとして『ロボット開発企業』という案がでてきました。なるほど、直前まで開発が続くようです。最後に展示の方法を決めました。

MG_2811_s-682x1024

ひみつ基地チーム 前回アイデアがでた廃材ミニセットの数がどんどん増えていきました。基地の横に廃材ミニセットのコーナーができています。大きな廃材は小さめにカットしてミニケースに入るように工夫しています。

MG_2820_s-682x1024

放課後TV 前回の動物園取材に続き今回はひみつ基地の取材です。他のチームが慌ただしく準備している中での収録でしたがそれがまたライブ感があり面白い空気が流れていました。映像の素材は揃いました。あとは編集と展示です。編集はスタッフがお願いされることになりました。

MG_2757_s

展覧会の看板 直前に完成した展覧会の看板。これは各チームから素材をもらったり、みんなが寄り道して手伝ってくれたりしてとびラーさんと一緒に完成させました。なかなかパワフルなものになりました。

MG_2844_s

この日は各チーム直前まで準備。あとは展覧会当日の流れを展覧会プロジェクトチームの私、岩田からみんなに説明して19日の放課後の美術館を終えました。

続きを読む
投稿日: 2014年2月19日

放課後の美術館 第20回 (2014.2.12)

展覧会まであと3回!
今日はそれぞれのグループ展覧会にむけて大詰めです。同時進行で展覧会に必要な看板などの作成もはじまりました。

MG_2315_s

MG_2381_s

看板の作り方はちょっと特殊です。前回、絵本物語チームがキラキラのテープ素材をがんばってはさみで刻んで使っていたのをヒントにしました。いろんな廃材を小さくきったりして看板にします。文字の部分はバルサ板という手でもポキポキ折れる素材。まわりのデコレーションを廃材から集めます。それぞれのチームから出た廃材の廃材を集めてみました。
•絵本チーム、放課後TVが使った布の端切れ

•イベントチームの水引のキラキラ

•木工作業をしているところからおがくず などなど

「廃材の廃材ちょうだい!」「ないよ!」というチームもあります。余すところがないみたいです。こんなふうに廃材の廃材をもらいにいきながら各チームの様子をみてきたので紹介します。

秘密基地チーム
「秘密基地って中に入れただけじゃ物足りないよね。。」そんなわけで中に入ったら何かが起こる?何かが手に入る?そんことを考えていました。まだ内緒にしておきます。秘密基地のまわりにいろいろと増設されていました。
MG_2370_s

ロボットチーム
前回できていたロボットぼスネが足らしくなってきたみたいです。このチームはひたすら実験をしています。展覧会にロボットが登場するのでしょうか。それとも実験の日々を過ごすのでしょうか。どちらも楽しそうです。
DSC0442_s

イベントチーム
メンバーがなかなか集まれなかったのですがとびラーさんと一緒につくりました。
模型の中に折り紙でつくったスタンドをたてて模型を使ってコマ撮りアニメを作ったりしました。イスをつくる!ときめたメンバーもいましたがどうやら完成したみたいです。それぞれどんなふうにつながっていくんでしょうか。
DSC0419_s

絵本物語チーム
小さな絵本がいくつか完成しました。さて、これらをどうやって展示したら面白いかな?「大きな本のような形をした空き箱を絵本ケースにしてみたらどう?」その提案からその大きな箱をデザインすることに。この空き箱はとびラーさんがもってきてくれた廃材です。ちょっとかわった形をいかせるかもしれません。
MG_2331_s

MG_2384_s

放課後TV
前回、シナリオや原稿をつくっていましたが今日はいよいよ取材の日。行き先は上野動物園です。予定していたウサギの取材ができなかったのですがそこは臨機応変に取材先を変更!シナリオ以上のボリュームを取材することができたようです。放送中につける腕章も完成しました。来週は秘密基地を取材!
TV01

TV04-1024x578

続きを読む
投稿日: 2014年2月12日

スペシャル・マンデー・コース:根津小学校(2014.2.10)

2014年2月10日の10時半すぎ、根津小学校の6年生35名が雪道を30分ほど歩いて東京都美術館に到着。スペシャル・マンデー・コースで特別展「世紀の日本画展」を鑑賞しました。

DSCN0349_s
展示室の入口脇のスペースで、アート・コミュニケータが担当グループのこどもたちを迎え、自己紹介の後に、一緒に見る作品を3択から選びます。

DSCN0373_s
展示室には1時間ほど前に到着した江古田小学校のこどもたちがいますが、ほぼ貸切り状態。作品の前に座って、気がついたことなどを発言しながら、落ち着いて鑑賞します。
アート・コミュニケータは1グループに2名。1名はこどもたちの発言をつなぐ進行役に、もう1名は、こどもたちの発言を「ふきだしシート」にメモする係です。

ふきだしシートには様々な声が集まり、一つの作品に対して、いろいろな見方があることを可視化できるアイテムです。↓
_MG_7977_sDSCN0398_s
こどもたちも「ふきだしシート」を覗き込みます。

続く個別鑑賞。グループ鑑賞のグループから解散し、想い想いの作品を見に行きます。学校での事前授業で「気になる作品」として選出した作品の実物と対面します。
DSCN0424_s
グループ鑑賞では、グループ内で発見したことを対話を通して互いにシェアできますが、個別鑑賞のときは、心に浮かんだことや、感じたことなどを忘れないように、各自「つぶやきシート」に書きとめておきます。

DSCN0415
個別鑑賞の時間、懸命に「つぶやきシート」に書き込む姿もありますが、同時に、作品の前にただじっと佇むこどもの姿も散見されます。作品との静かな対話の時間で、スペシャル・マンデー・コースならではの風景です。

最後に上野公園のミュージアムを冒険するための道具「ミュージアム・スタート・パック」をプレゼントしました。根津小学校はご近所さんです。自分の興味に応じて、美術館に再来したり、別の美術館に足をのばしたり、博物館・動物園・科学博物館への冒険の拡がりを実現したり。上野公園をぜひ馴染みある場所として駆け回っていただけたらなと思います。

続きを読む
投稿日: 2014年2月10日

スペシャル・マンデー・コース:江古田小学校(2014.2.10)

2014年2月10日のスペシャル・マンデー・コース、江古田小学校の6年生34名が東京都美術館で「世紀の日本画展」を鑑賞しました。春に学校で鑑賞授業を経験しているこどもたちで、そのときにはスクリーンで作品を観ながら、みんなで感想を言いながら鑑賞をしたとのこと。先生は「次は実際の作品が見られるといいね、ホンモノを見る機会があるといいね」とこどもたちと話していらっしゃったとのことで、今回お申込いただきました。

事前授業では、気になる作品を貸出しアートカードを使って1作品選出し、選出理由を書く活動をしてきました。ホンモノを見る前に、学校で作品に出会うモチベーションを高めてきてくれると、当日「この作品がみたい」という気持ちで展示室に入っていくことができます。また自分でタイトルを考える活動も行ったようです。先生からいただいた事前授業のワークシートを拝見し、とても丁寧に作品と向き合ってくださったことが伺えます。
事前授業資料-4s
事前授業資料-5s

そして当日。バスから降りたこどもたちは、残雪の上をそろりそろりと歩きながら到着。
_MG_2081_s

グループごとにアート・コミュニケータがグループで見る作品を紹介します。2作品鑑賞しますが、内1作品はこどもたちが事前授業で「この作品をみたい」とグループで選出してくれたもの。もう1作品は、東京都美術館オススメの作品です。
_MG_2107_s

1グループ4〜5人のこどもたちにとびラーが2名つき、こどもたちの発言に丁寧に耳を傾けます。1作品目よりも2作品目になると、場があたたまり、積極的にいろいろな意見が出て来たようです。
_MG_2120_s

つづく40分間の個別鑑賞。
贅沢な空間で、ひろびろゆっくり。
_MG_2150_s

最後にビビハドトカダブックを贈ります。呪文を伝授中です。_MG_2168_s

先生から後日届いたビビハドトカダブックです。
事後学習でブックを使用し、記録をつくってくださったとのこと。当日の経験を学校で再び思い出し、こうした表現としてアウトプットすると、思い出としても、また経験としても定着していくような気がしています。ありがとうございます!
スクリーンショット 2014-06-15 16.04.58

続きを読む
投稿日: 2014年2月10日

スペシャル・マンデー・コース:浅草中学校(2014.2.10)

2014年2月10日、今年度最後のスペシャル・マンデー・コースです。浅草中学校の1年生約160名が東京都美術館の「世紀の日本画」展を鑑賞しました。事前打合せで美術の先生が仰ったことが印象的でした。

自分なりの考え方を持っていいんだということが伝わるといい。普段の子供たちは自分を表現することが苦手。評価が気になって自分を出せないし出さない。今回の体験ではその子なりの考えがあらわれてほしい。

学校での事前授業では「つくった人に会ってみたい作品」を各自1作品選び、「作品のどんな点を観て、その作家に会いたいと思ったか」という理由を書く活動をしました。そして当日。こどもたちは4台のバスに分乗して到着です。
_MG_2187_s

160名のこどもたちを一度に迎えるのは初めてで、スタッフとしては少し挑戦のような心持ちでしたが、アート・コミュニケータはいつものように、こどもたちを迎え、グループ鑑賞で観る作品を紹介したり、名札を準備したりと、展示室に向かう準備をしていきます。
_MG_2215_s

展示室では、1グループ16名という、いつもよりも大人数。でも、スペシャル・マンデー・コースは貸切り状態の展示室です。作品の前に座り、ゆったりと鑑賞がすすみます。
_MG_2259_s

作品の近くには、こどもたちが事前授業で書いた「作品のどんな点を観て、その作家に会いたいと思ったか」というコメントを自由に見られるように配置しておきました。同じ作品でも、なぜその作家に会いたいと思ったかのコメントは様々。例えば・・・

今とは時間の流れが違うようなイメージで昔を描いているように感じる。人が馬たわむれているのではなく、川をはさんで向かい合っているところに惹かれた。子犬や子馬ではなく、子供より大きな馬を描いているのはなぜか。

水を飲んでいる一匹の馬を見つめている少年が何を思っているのかを知りたいと思った。馬と少年の関係にも興味がある。

一人ぼっちの男の子がなぜ一人ぼっちなのか知りたい。馬はなぜそこにいて何を伝えようとしているのか知りたい。でもその男の子は馬一頭が唯一の友達なのかなあと感じました。

仲間のコメントを興味深く覗き込んでいます。自分たちの言葉と共に作品を鑑賞するのも、いい経験です。
_MG_2272_s

また、友達と作品について、それぞれの感想を話しながら鑑賞している姿も見られました。
_MG_2276_s
外国の美術館ではよく見られる風景ですが、作品を前にこどもたちが熱心に意見を言い合いながら鑑賞する光景は、日本の美術館ではそんなに見られない光景かと思います。

_MG_2289_s
最後にいつものようにミュージアム・スタート・パックを全員にプレゼント。浅草中学校はご近所なのでまたいつでも気軽に上野公園のミュージアムに戻って来てもらえたらと思っています。

続きを読む
投稿日: 2014年2月10日

放課後の美術館 第19回 (2014.2.5)

2月になりいよいよあと1ヶ月となった放課後の美術館。最終日の展覧会にむけてそれぞれ創作をしているのですがそれと同時にあることを振り返りました。「いつもみんなが使っている廃材ってそういえばなんだっけ?」ということ。まず、廃材についてお家で考えてみるきっかけとして家からでてくる廃材があればもってきていただけるように保護者の方に呼びかけをしました。実際に集められた新たな廃材にはその廃材にまつわるエピソードのタグをつけてその廃材がどこからやってきた何なのかがわかる工夫を“はいざいしりょう課”さんのスタッフが行いました。また、廃材カード(表:廃材の写真 裏:廃材の名前と手に入れた場所がかかれている)をはじめてみる子もいて気になった廃材について調べてみたり。たくさん使って廃材に親しみがでてきた分こんな振り返りは大事にしていきたいです。廃材のおもしろい形をいかしたり、ひと手間くわえることでたのしい素材に変身したり、きれいな素材にうまれかわったり。

そして今回はじめてのアクションとしてそれぞれのチームに手紙をスタッフやとびラーさんから書いてみました。これから展覧会にむけてどんな準備が必要かな?と一度立ち止ってみたり展覧会での発表の仕方を想像してみたりするきっかけになるとよいですね。さて、それぞれのチームがどんなふうに進んでいるかというと、

MG_1912_s
本にするなら文字に書き出してみよう
DSC0059_s
自己紹介の映像を放送中!
DSC0057_s
「こんな手紙きてたよ〜」
MG_1926_s
秘密基地チーム。大きな窓の前で建設中
MG_1944_s
体験型作品の例を実演中
DSC0079_s
あれ?お面かな?本当は違うみたい
MG_2022_s-682x1024

あと3回の放課後の美術館。「今みんながつくっているものや実行しているプロジェクトの根っこ(アイデアの源)には何かあったかな?」「思いついたままとにかく作ってみたものを大きなプロジェクトにどうやって絡めたら面白いかな?」みんなが発想するスピード感も大事にしつついろんなプロジェクトが絡んでいく面白さを少しでも発見できたらいいなと思っています。

続きを読む
投稿日: 2014年2月5日
次のページへ

主催/東京都、東京都美術館・アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、東京藝術大学

共催/上野の森美術館、恩賜上野動物園、国立科学博物館、
国立国会図書館国際子ども図書館、国立西洋美術館、東京国立博物館、
東京文化会館(五十音順)

お問い合わせ:Museum Start あいうえの 運営チーム(東京都美術館×東京藝術大学)
Tel: 03-3823-6921(東京都美術館 代表番号)
Fax: 03-3823-6920
E-mail: aiueno@museum-start.info

※お送りいただいた個人情報は公益財団法人東京都歴史文化財団プライバシーポリシー
に基づき取扱い、本事業に関する業務を行う目的以外で使用することはありません。

利用についてプライバシーポリシー

Copyright © 2013-2017 Museum Start i-Ueno, All Rights Reserved.