活動ブログ

平成25年度 スペシャル・マンデー・コース

スペシャル・マンデー・コース:浅草中学校(2014.2.10)

2014年2月10日、今年度最後のスペシャル・マンデー・コースです。浅草中学校の1年生約160名が東京都美術館の「世紀の日本画」展を鑑賞しました。事前打合せで美術の先生が仰ったことが印象的でした。

自分なりの考え方を持っていいんだということが伝わるといい。普段の子供たちは自分を表現することが苦手。評価が気になって自分を出せないし出さない。今回の体験ではその子なりの考えがあらわれてほしい。

学校での事前授業では「つくった人に会ってみたい作品」を各自1作品選び、「作品のどんな点を観て、その作家に会いたいと思ったか」という理由を書く活動をしました。そして当日。こどもたちは4台のバスに分乗して到着です。
_MG_2187_s

160名のこどもたちを一度に迎えるのは初めてで、スタッフとしては少し挑戦のような心持ちでしたが、アート・コミュニケータはいつものように、こどもたちを迎え、グループ鑑賞で観る作品を紹介したり、名札を準備したりと、展示室に向かう準備をしていきます。
_MG_2215_s

展示室では、1グループ16名という、いつもよりも大人数。でも、スペシャル・マンデー・コースは貸切り状態の展示室です。作品の前に座り、ゆったりと鑑賞がすすみます。
_MG_2259_s

作品の近くには、こどもたちが事前授業で書いた「作品のどんな点を観て、その作家に会いたいと思ったか」というコメントを自由に見られるように配置しておきました。同じ作品でも、なぜその作家に会いたいと思ったかのコメントは様々。例えば・・・

今とは時間の流れが違うようなイメージで昔を描いているように感じる。人が馬たわむれているのではなく、川をはさんで向かい合っているところに惹かれた。子犬や子馬ではなく、子供より大きな馬を描いているのはなぜか。

水を飲んでいる一匹の馬を見つめている少年が何を思っているのかを知りたいと思った。馬と少年の関係にも興味がある。

一人ぼっちの男の子がなぜ一人ぼっちなのか知りたい。馬はなぜそこにいて何を伝えようとしているのか知りたい。でもその男の子は馬一頭が唯一の友達なのかなあと感じました。

仲間のコメントを興味深く覗き込んでいます。自分たちの言葉と共に作品を鑑賞するのも、いい経験です。
_MG_2272_s

また、友達と作品について、それぞれの感想を話しながら鑑賞している姿も見られました。
_MG_2276_s
外国の美術館ではよく見られる風景ですが、作品を前にこどもたちが熱心に意見を言い合いながら鑑賞する光景は、日本の美術館ではそんなに見られない光景かと思います。

_MG_2289_s
最後にいつものようにミュージアム・スタート・パックを全員にプレゼント。浅草中学校はご近所なのでまたいつでも気軽に上野公園のミュージアムに戻って来てもらえたらと思っています。

プログラム: スペシャル・マンデー・コース | 投稿日: 2014年2月10日

主催/東京都、東京都美術館・アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、東京藝術大学

共催/上野の森美術館、恩賜上野動物園、国立科学博物館、
国立国会図書館国際子ども図書館、国立西洋美術館、東京国立博物館、
東京文化会館(五十音順)

お問い合わせ:Museum Start あいうえの 運営チーム(東京都美術館×東京藝術大学)
Tel: 03-3823-6921(東京都美術館 代表番号)
Fax: 03-3823-6920
E-mail: aiueno@museum-start.info

※お送りいただいた個人情報は公益財団法人東京都歴史文化財団プライバシーポリシー
に基づき取扱い、本事業に関する業務を行う目的以外で使用することはありません。

利用についてプライバシーポリシー

Copyright © 2013-2017 Museum Start i-Ueno, All Rights Reserved.