活動ブログ

平成25年度 スペシャル・マンデー・コース

スペシャル・マンデー・コース:末広小学校 (2013.11.11)

11月11日(月)10時前、葛飾区立末広小学校の6年生39名が、東京都美術館に到着しました。末広小の6年生は、学校の授業で美術館に行くのは初めてとのこと。ですので、先生は「美術館がどんなところか体感してほしい。ゆっくりと眺めていろいろな捉え方を学び、自由に楽しんでいいということを学んでほしい」と事前の打ち合わせでお話になり、事前準備にも力を注いで下さいました。事前授業を少しご紹介します。

【先生による学校での事前授業】図工の授業1コマで来館前に実施。
◯個別鑑賞で見る作品を1作品選出
→貸出し鑑賞ボックスのアートカードを使って、1人1つ「気になる作品」を選出。作品番号と、気になった理由をメモ。
末広小_事前授業_個別-2

◯グループ鑑賞で見る作品を2作品選出
→当日の8グループ(4〜5名ずつ)に分かれ、貸出しアートカードの中から2作品選出。ふきだしシートに気付いたこと、想像したことを記入(グループでの共同作業)。
末広小_事前授業_グループ-7

事前授業は子どもたちの準備体操です。来館当日、子どもたちにとって作品が“見知らぬもの”ではなく、“見てみたいもの”になっているくらいに温まった状態で来館すると、当日の鑑賞の場がより深く静かに活性化します。
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こうして準備万端で到着した子どもたち。とびラーからも「作品を見たいというモチベーションが高かった」という声が聞かれました。
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直通バスで到着した子どもたちはまず、展示室横のホワイエに一旦集合。グループごとに座り、とびラーと互いの名前や一緒に見る作品を確認しました。

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そして展示室へ。普段は大混雑の『ターナー展』展示室には、今日は先に到着した東浅草小学校の子どもたちだけです。休室日の静かで広々とした環境で鑑賞が始まりました。

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40分間のグループ鑑賞では、事前授業で選んできた2作品に、とびラーが紹介する「他校コメントと共に見るもう1作品」が加わり、合計3作品鑑賞しました。どの作品でも、まずみんなで絵を良く見て、子どもたちの気付きをとびラーが丁寧に聴き、対話を紡ぎながら鑑賞を深めていきます。「他校コメントと共に見るもう1作品」では、以前ターナー展を鑑賞した中学1年生の言葉をとびラーが対話の中で紹介し、末広小の子どもたちの発見や気付きに、別の視点も加えて鑑賞しました。

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次に30分間の個別鑑賞の時間になりました。学校での事前準備と、とびラーとのグループ鑑賞で十分に温まった子どもたちは、ひとりでも落ち着いた濃い時間を過ごしているように見えました。各自、気付いたことを書きとめるボードを持っています。彼らが書きとめる気付きの言葉は、毎回とても読み応えがあります。

ときのはじまりって感じがする。明るすぎて目がやられそう。(作品番号:50)
馬にこめかみをけられたら死ぬかもしれないし、そこらへんを必死にやっているのが伝わってくる。ニワトリとかがはなされていて、ぢゃっかんきたない感じもするけど、行ってみたら楽しそう(作品:36)

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誰にも邪魔されず、作品の前で過ごす時間。
ホンモノの作品と出逢い、自分自身との対話を繰り広げているのかもしれません。

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個別鑑賞の後、もう一度ホワイエに集合。それぞれにミュージアム・スタート・パックが贈られました。事後授業ではこの『ビビハドトカダブック』に本日の鑑賞体験の記録をつくる活動をするそうです!

プログラム: スペシャル・マンデー・コース | 投稿日: 2013年11月11日

主催/東京都、東京都美術館・アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、東京藝術大学

共催/上野の森美術館、恩賜上野動物園、国立科学博物館、
国立国会図書館国際子ども図書館、国立西洋美術館、東京国立博物館、
東京文化会館(五十音順)

お問い合わせ:Museum Start あいうえの 運営チーム(東京都美術館×東京藝術大学)
Tel: 03-3823-6921(東京都美術館 代表番号)
Fax: 03-3823-6920
E-mail: aiueno@museum-start.info

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