活動ブログ

2014(平成26)年度 放課後のミュージアム

放課後のミュージアム:第9回(2014.12.10)

これまではいくつかの行き先ごとに分かれることが多かったフィールドワークですが、この日は集まった25名全員で国立科学博物館へ出かけます。

でかける前に、アトリエでことばのカードと写真をみて、思い浮かぶことを話したり、写真に写っているものが何か想像してみたりしてみます。〈コレクション〉〈自然〉〈人生〉〈野生〉〈剥製〉ということばが書かれたカードや、〈書類が沢山入った棚〉〈緑色のフィールドノート〉〈世界地図〉〈カメラ〉〈カバン〉が写っている写真があります。

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〈カバンの写真〉

―これが一番気になる。スーツケース? 出かける時に持っていく。(どういうところにいく?) ジャングル。寒いところとか遠いところ。

〈コレクション〉

―ぼくのコレクションは電車。―石とかたくさん持っているよ。

少し気持ちをほぐしたら、みんなででかけます。

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展示『ヨシモトコレクションの世界』へ。

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展示室の吹き抜けを見上げると…「!」。

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ここはちょっと変わった、ヨシモトさんの研究室のようです。

最初はメモをとらないで展示室をみていきます。

出かける前に見た写真の実物が展示されていたり、連想したことばが展示に大事なキーワードだったり。さっき想像したことと今目の前にしている光景が、どこかでつながったかな。

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ラウンジで、気になったもの、もう一度よくみたいものを紙に書き出してみます。

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他の子は何が気になったんだろう?

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「もう一度みてかきたい」今度は、自分が気になったもの、よくみたいものをみに、展示室へ戻ります。

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それぞれ、真剣な眼で観察しています。

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剥製に縫い目があるのを見つけ、中がどうなっているかを他の子と話し合って考えたり、不思議に思ったことのこたえを探して展示物やキャプション、その他、その場から得られる情報を自分でよくみてまわったりしています。

観察。

アトリエに戻ってきたら、ちょっと目をつぶって、さっきのことを思い出して。

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描いたものを見合って、話をしよう。

剥製を通した生き物への興味の強さは、みんなに共通していたようです。

剥製のなかに何が入っているか考えたこと、「シマウマの眼が悲しそうだった」と思ったこと、だからシマウマの絵を描いたこと、眼が濡れているように見えたこと。見たとおりに絵に描いてみると、眼の位置が見た目と違うように感じること。みたり、聞いたり、描いたりして、様々な発見がありました。

『ヨシモトコレクションの世界』で覗いたヨシモトさんの世界。みんながこれまでに考えたり感じたり、書いたり作ったりしたことを集めたら、きっとみんなの世界が見えてくる。これまでの放課後のミュージアムでのことを集めてもいいかもしれません。

それはほんの一面だったり、ひとかけらかもしれないけれど、自分を表す一部です。これからどんな自分の世界ができていくか、楽しみです。

 

撮影協力:加藤 健

 

Museum Start あいうえの プログラム・オフィサー
石井理絵

プログラム: 放課後のミュージアム | 投稿日: 2014年12月10日

主催/東京都、東京都美術館・アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、東京藝術大学

共催/上野の森美術館、恩賜上野動物園、国立科学博物館、
国立国会図書館国際子ども図書館、国立西洋美術館、東京国立博物館、
東京文化会館(五十音順)

お問い合わせ:Museum Start あいうえの 運営チーム(東京都美術館×東京藝術大学)
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