活動ブログ

平成26年度 ティーンズ学芸員

ティーンズ学芸員

ティーンズ学芸員をまとめた13分の動画です。

(撮影・編集:株式会社らくだスタジオ)

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投稿日: 2016年5月12日

ティーンズ学芸員:第4、第5回(2014.8.16、17)

8月16日、17日の2日間に、ティーンズ学芸員の4回目、5回目が行われました。

この2日間のテーマは、オーディオガイドを作るにあたり、モノや作品についての「客観的な説明」と「聞き手の心に伝わる主観的なストーリーのある説明」の違いを知り、自分の視点で主観的なストーリーを持つことの大切さを知ることです。

16日は、東京都美術館学芸員の稲庭彩和子さんより、今月初旬に行われた三日間のプログラムの振り返りからスタート。

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続いて、グループに分かれ「客観的な説明と客観的なストーリーの違い」を実感するために“show&tell”というプログラムを行いました。

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この“show&tell”のために、参加者の皆さんには「持ち運べる大きさの、それを見ると記憶や思い出を思い出すような大切なモノ」を持ってきてもらっていました。まずはそれを同じグループの人がじっくりみながら、気が付いたことを1人ずつ話します。その後、持ち主がそのモノにまつわる思い出や記憶を一分ほどで話しました。本やぬいぐるみ、洋服や陶器、中には自分の歯を持ってきた大学院生も!意外なモノやエピソードにまつわる対話が重なり、思い出が共有されていきます。

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続いて、慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ総合研究センター 鈴木秀樹先生の講義です。鈴木先生は、以前勤務されていた小学校で東京都美術館と連携した6年生の国語の授業を行い、子供たちと「メトロポリタン美術館展」の作品についてのオーディオガイドを作りました。そんな鈴木先生から音声ガイドづくりについて具体的な事例を交えながらの講義です。

午後は東京都美術館で、8月1日にも鑑賞した古代エジプト展を個人で鑑賞。今日はオーディオガイドを書く作品を一つ選ぶことが課題です。ビビハドトカダブックに自分なりの視点でのスケッチやメモを書きこんだら、明日はいよいよ録音に向けての実践です。

 

翌日17日は夏の5日間の最終日。今日は実際に自分の声で文章を録音する体験をします。

 

まず鑑賞したのは、東京都美術館の野外彫刻。彫刻を見に行く前に、稲庭さんが、アートスタディルームで絵本「石と彫刻」を朗読。「石と彫刻」は野外彫刻の1つ《P3824 M君までの距離》の作者 鈴木久雄が、彫刻制作についてこどもにもわかりやすく書いた絵本です。

アートスタディルームから外に出て、野外彫刻5点をざっと見たら、自分が気になる作品のところに集合。集まった人たちで対話を重ねながら鑑賞します。作品の裏側にまわってみたり、遠くから離れて見てみたり。最後には一人ずつ感想コメントを録音していきました。

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野外彫刻の鑑賞が終わったら、昨日選んだ古代エジプト展の作品のオーディオガイドの執筆時間です。

 

執筆の前には、まずはグループに分かれて、選んだ作品についてプレゼンテーション。作品のどんなところが気になったのかを二人組になってお互いに話してシェアします。それが終わったら、原稿用紙に、1分間に話す分量のテキスト(300~350字)のガイドを書きすすめていきます。中にはもう一度作品を確認しに展示室に戻る人も。

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午後は、鈴木先生から上手に録音するためのポイントのレクチャー。それが終わったらいよいよ録音です!

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参加者を代表して中学生1名、大学生1名、とびラー1名の3名が実際に録音を体験。テキストを書いた本人が朗読するのを聞くと、よりその人らしさが感じられ、味わい深いものになっていました。

夏のティーンズ学芸員はこれで終了。ティーンズたちには次回までに、国立西洋美術館、東京国立博物館、東京都美術館で自分が選んだ作品のオーディオガイドを作成し、自宅で録音してきてもらいます。次回のティーンズ学芸員は12月20日。それまでの間は、インターネット上のシステムを使って、お互いの作ったテキストに対してコメントをしあって、オーディオガイドを完成させます。ティーンズたちは、この夏の体験で得たものを活かして、どんなオーディオガイドを作るのでしょうか。楽しみですね!

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投稿日: 2014年8月17日

ティーンズ学芸員:第1~第3回(2014.8.1~3)

ティーンズ学芸員が始まりました。
参加するのは中学生から高校生までのこどもたちです。
8月から来年3月まで上野公園にあるミュージアムをめぐり、学芸員と共に作品や文化財を丁寧に観察・鑑賞します。そこから自分が気に入ったモノを選び、自分の言葉で作品解説を作ります。最後にはそれを録音してオーディオガイドの制作をします。東京大学と東京藝術大学の大学院生や、アート・コミュニケータも一緒に活動し、様々な人の考えに触れながら、クリエイティブにモノを見る力を磨いていきます。
8月1日~3日の3日間は、アート・コミュニケータ(とびラー)と東京大学、東京藝術大学の学生と共に東京都美術館(1日目)、東京国立博物館(2日目)、国立西洋美術館(3日目)へ出掛けました。

最初に東京都美術館学芸員の稲庭彩和子さんからティーンズ学芸員や展覧会についての説明です。美術品や美術館、学芸員の仕事についてもお話がありました。

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まずは、アートスタディールームで班ごとにわかれて自己紹介です。1日目はアートカードを使用して、2日目と3日目はテーマをもとに他己紹介をしました。自分のことを言葉にしたり、他の人の話を聞いてまとめたりすることで、言葉で表すことに少しずつ馴れていきます。

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展示室で行う課題についての説明を受けたら、展示室へ出かけます。

東京国立博物館へ

東京国立博物館へ

東京国立博物館 東洋館

東京国立博物館 東洋館

展示室では、たくさんある作品の中から自分が気になった作品を見つけます。
それぞれ自分が選んだ作品の前でビビハドトカダブックに作品をスケッチしたり、感じたことや気が付いたことなどをメモしたりしながら作品を鑑賞します。

東京都美術館 メトロポリタン美術館 古代エジプト展 女王と女神 を鑑賞後の共有

東京都美術館 メトロポリタン美術館 古代エジプト展 女王と女神 を鑑賞後の共有

ときにはとびラーや学生たちと言葉を交わしながら鑑賞を深めていきます。

国立西洋美術館 常設展

国立西洋美術館 常設展

午後は、午前中に鑑賞してきた作品についてまとめます。
ブックに描いたスケッチに色をつけたり、メモしたことをまとめていきます。その後、グループ内でペアをつくり自分が選んだ作品についてのプレゼンテーションや同じ作品を選んだ人同士で自分が作品から感じたことや気づいたことなどを発表し、共有します。
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3日目には、国立西洋美術館で選んだ作品について1分ほどにまとめた文章をつくりました。
静かにもくもくと書き進める姿が印象的でした。

できあがった文章はグループ内で発表し、共有します。
他の人の気付きや感想を共有することで、新たな視点を得ることができたようです。

次回は8月16、17日です。
これからは、オーディオガイドに向けての作品選びや解説文づくりをさらに深めていきます。
どんな言葉が生まれてくるのか楽しみです。

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投稿日: 2014年8月1日

主催/東京都、東京都美術館・アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、東京藝術大学

共催/上野の森美術館、恩賜上野動物園、国立科学博物館、
国立国会図書館国際子ども図書館、国立西洋美術館、東京国立博物館、
東京文化会館(五十音順)

お問い合わせ:Museum Start あいうえの 運営チーム(東京都美術館×東京藝術大学)
Tel: 03-3823-6921(東京都美術館 代表番号)
Fax: 03-3823-6920
E-mail: aiueno@museum-start.info

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