活動ブログ

平成29年度 あいうえのスペシャル

秋のあいうえのスペシャル(2017.10.8)

夏につづき、今年度二回目となる「あいうえのスペシャル(旧ホームカミングデイ)」が、10月8日(日)に開催されました。「あいうえのスペシャル」は、これまでの「あいうえの」のプログラムに参加し、ミュージアム・デビューを果たしたこどもたちとそのファミリーが、ふたたび上野での冒険を楽しむ特別な一日です。

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この日、みんなの冒険の拠点として解放された東京都美術館のアートスタディルームとスタジオには、ミュージアムでの冒険を応援するさまざまなコーナーが用意され、115名のこどもと大人が活動を楽しみました。

午前11時にプログラムがスタート。受付で、あいうえのスペシャルの会場の地図と、一日を楽しむためのガイドを受けとったら、この日の冒険のはじまりです!

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今日はどのミュージアムへでかけよう。どんなコーナーで活動をしよう。用意されたスケジュールのなかではなく、地図やガイドを見ながら、参加者ひとりひとりがその日の自分たちの活動をデザインするのも「あいうえのスペシャル」ならでは。

会場には、「あいうえのスペシャル」の定番コーナーの上野公園の9つのミュージアムの情報が集まる「情報コーナー」や、冒険の記録を書くコーナー、その日の体験をオリジナルのバッジにできる「スペシャル・ビビットポイント」など、この日にしか楽しむことのできない様々なコーナーが用意されており、活動にはアート・コミュニケータ(とびラー)が寄り添います。

「あいうえのスペシャル」にはじめてやってきたファミリーにも、とびラーやスタッフが一日の楽しみ方や活動の仕方を紹介してくれるから、だれでもその日の気分や持ち時間に合わせて活動をはじめることができます。

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冒険の記録を書くコーナーでは、その日のミュージアムでの体験を、とびラーと対話をしながら、こどもたちがノートに書き残します。時には、展覧会の図録を見ながらミュージアムでの体験を回想して、記録を書いていきます。

活動をともにするとびラーも、こどもたちと同じくらい楽しそうな様子です。

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ビビハドトカダブックや冒険ノートの紙面の使い方は、こどもたちが工夫して考えます。
「どこに何をどんな風に描こうかな?」
よく考えて、ページの一枚一枚を大切に使う様子が伝わってきます。

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今回の「あいうえのスペシャル」でも、多くの冒険の記録が誕生しました。

冒険の記録が完成したら、自分の記録の撮影に移ります。そうして参加できる特別な活動、それが、この日の《冒険の証》をオリジナルバッジにする「スペシャル・ビビットポイント」です。「あいうえのスペシャル」の各プログラムの中でも人気のこのコーナーでは、こどもたちが心にのこったミュージアムでの体験を、台紙に描き、オリジナルのバッジに仕立てることができます。

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ミュージアムで見た印象深い展示物を描く子、オリジナルの「上野」バッジをデザインする子、ミュージアムのロゴマークを模写してみる子、自分の心に響いたものをこどもたちはバッジにしていきました。小さな円の中に、ミュージアムでの体験で印象的だったコトやモノを抜き出して描き出すと、いつもブックやノートに書いている記録とは違う味わいがでてきます。

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そうしてできたのは、光沢のある世界で一つのバッジです。《冒険の証》でもあるバッジを完成させたたこどもたちは、なんだかうれしそう!

また、今回の「あいうえのスペシャル」では、磁気式のお絵かきボード「とびらボード」を使ったコーナーも登場しました。

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それは、お絵描きボードをもって上野公園にでかけ、公園内や一部のミュージアムの中で気になったものや作品をスケッチするというコーナーです。そこでは、ボードに描いた絵をポストカードにすることもできます。普段は、東京都美術館の特別展で貸し出している「とびらボード」(http://www.tobikan.jp/learn/tobiraboard.html)を美術館外で使うことができるのも、「あいうえのスペシャル」ならではの特別なプログラムです。

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こどもたちは、展示室の中で気に入った作品や、上野公園でみつけた気になったものを、ボードの上に線だけで丁寧に表現していきます。使い慣れているえんぴつとはちがう書き心地の磁気式ボードを、器用に使いこなしていてすごい!

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こうしてできた絵は、どこかリズミカルでいつもの冒険の記録とはちがった魅力があります。さいごに、描いた絵を印刷して色鉛筆で色付けしたら、自分だけのポストカードのできあがりです。こどもたちの多様な見方、表現がつまった素敵な一枚です。

「あいうえの」に関わり、つながり続ける保護者たちもまた、この特別な一日の参加者です。保護者ととびラーや、保護者同士、会話を交わす時間を提供する場でもある「あいうえのスペシャル」は、「あいうえの」でつながりをもつ人同士を知るよい機会になったのではないでしょうか。この場所でコミュニケーションを深めることが出来れば、ミュージアムがますます身近で創造的な場となるように思います。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
冬の「あいうえのスペシャル」での再会を、楽しみにしています。

(Museum Start あいうえの プログラム・オフィサー 渡邊祐子)

プログラム: あいうえのスペシャル | 投稿日: 2017年10月8日

主催/東京都、東京都美術館・アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、東京藝術大学

共催/上野の森美術館、恩賜上野動物園、国立科学博物館、
国立国会図書館国際子ども図書館、国立西洋美術館、東京国立博物館、
東京文化会館(五十音順)

お問い合わせ:Museum Start あいうえの 運営チーム(東京都美術館×東京藝術大学)
Tel: 03-3823-6921(東京都美術館 代表番号)
Fax: 03-3823-6920
E-mail: aiueno@museum-start.info

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