ミュージアムは、こどもの学びに、
とても適した場所です。
世界中からホンモノが集まり、多様な価値観に出会い、考え、学べるところ。
私たちはミュージアムで、のびのび・ワクワクとした学びの場をデザインします。
すべてのこどもにミュージアム体験を。
様々なこどものための
多彩な入口が用意されています。
ミュージアムは誰もが利用できる文化財の宝庫。すべてのこどもがミュージアムに来ることができるよう、ファミリー向け・学校向けプログラムのほか、児童養護施設のこどもや、経済的に困難な状況にあるこども、多様な文化的背景を持つこどもたちを支えるNPOなどの団体と連携するダイバーシティ・プログラムなど、様々なミュージアム・デビューの入口を用意しています。
正解も間違いもありません。
大切にしているのは
対話を通した学びのプロセスです。
多様なプログラムを提供する私たちは、「教育(エデュケーション)」だけでなく、「学び(ラーニング)」にフォーカスし、学び手の能動的な関わりを重視します。ホンモノをよく見て、自ら考え、発見する、探求型の学び。こどもと大人がともに学び合う対話を通した学び。そんなアクティブ・ラーニングを提案しています。
私たちのプログラムは2段階。はじめてのミュージアムをワクワク体験にする「デビュー応援」と、そのあとデビューを果たした人たちが戻ってくる「リピーター応援」です。
ホンモノと出会い、よく見て考える。
デビュー応援プログラム
私たちは、ホンモノと出会う体験型のプログラムを提供しています。実際に展示室でミュージアムの楽しさを体感すると、「ミュージアムってこどもでも楽しめるの?」という不安も解消!
プログラム詳細はこちらから
1回きりじゃない!
何度もミュージアムへ!
リピーター応援プログラム
一度「あいうえの」に参加した人なら誰でも、「あいうえのメンバー」に登録することができます。メンバーに登録すると、上野公園のミュージアムを再び楽しむための特別プログラムに招待されます。何度も通い、楽しむことで、上野公園のミュージアムが長く身近な自分の居場所となることまちがいなし!
プログラムの様子を見る
ホンモノに出会うだけではありません!人と人との出会いを大切に、多様な人々が参画する仕組みをデザインしています。
アート・コミュニケータ「とびラー」
がいるから、はじめてでも安心です
「あいうえの」では、「とびラー」と呼ばれるアート・コミュニケータがこどもたちに寄り添い、ミュージアムでの活動を安心して行なうことができるようサポートします。とびラーは、東京都美術館と東京藝術大学の連携事業「とびらプロジェクト」に所属する大人たち。親でも先生でもない大人との間で起こる学び合いは、多様な価値観に出会うチャンスとなります。
とびラーについてもっと知る
保護者や先生もサポート!
ミュージアムの楽しみ方を伝授します
私たちは、保護者や先生など、こどもの周りの大人たちにも、こどもと一緒にミュージアムを楽しむコツを伝授します。こどもとのミュージアムへのお出掛けが心配な方も、「あいうえの」でミュージアムを楽しむコツをつかめば、もう大丈夫。あいうえのでは、こどものみならず、大人のミュージアムの利用もサポートします。
さまざまな専門家が連携
大人の本気に出会おう
ミュージアムには、そこにあるモノやコトを集め、守り、展示し、研究し、広める大人がいます。「あいうえの」のプログラムは、日々真剣にミュージアムの活動に取り組む、学芸員、大学教員、専門家が関わり合いながら、こどもと大人のための活動を企画・実施しています。
好奇心とモチベーションを刺激する仕掛けがいっぱい!上野公園9つのミュージアムを自力で楽しむための「ミュージアム・スタート・パック」を、参加者全員にプレゼントしています。
活用術はプログラムでバッチリ伝授!
参加者全員にプレゼント
「ミュージアム・スタート・パック」は、こどもたちがミュージアムを楽しく活用できるようデザインされた、ツールです。ぼく・わたしの大切な冒険の道具として、参加者一人一人が使いこなせるよう、プログラム内で活用方法を丁寧に説明し、大切に手渡しています。
ミュージアム・スタート・パック
をもっと知る
さらに行ってみたくなる
バッジコレクションのしかけ
「ミュージアム・スタート・パック」を持って上野公園の9つのミュージアムに出掛けると、各ミュージアムでオリジナルバッジを集めることができます。知らないミュージアムにも行ってみたくなる、楽しいしかけです。
記録ページあり!
自分の発見や思い出が書き込めます
「ミュージアム・スタート・パック」の中のビビハドトカダブックには、ミュージアムでの発見や見たモノ・コトの記録が書き込めます。展覧会のチラシやチケットをスクラップしたり、文字や絵で記録を書き込んだりしながら残すことで、ミュージアムでの学びや体験がぐっと深まり定着します。
「あいうえの」には、ミュージアムでの活動に役立つ e-コンテンツが豊富に用意されています。こうした、Webと連動した活動は、上野公園のミュージアムと参加者の生活環境をつなぎ、お出かけの壁を解消してくれます。
ミュージアム・カレンダーで
簡単に行き先を検索
上野公園の9つのミュージアムで開催される、こどもと楽しめる体験型プログラムや展覧会情報がまとまった、「ミュージアム・カレンダー」。ミュージアム・カレンダーを使えば、お出かけ前の行き先をラクラク検索できます。
行き先カレンダーを見る
自分の冒険の記録を
写真に撮って投稿できる
Webブックギャラリー
「ミュージアム・スタート・パック」の中のビビハドトカダブックに書き込んだ冒険の記録を投稿すると、「あいうえの」の公式Webサイトのブックギャラリーにもれなく掲載されます。自分の発見を発表することで、こどもたちの「また行きたい」「もっと知りたい」という学びのモチベーションを応援します!
みんなの冒険ノートを見る
読んだら行きたくなる
あいうえのメンバー向け
メールニュース
過去のプログラムの参加者は、「あいうえのメンバー」に登録することで、さまざまな情報がつまったメールニュースを受信することができます。メールニュースには、「あいうえのメンバー」がシェアした「冒険の記録ブック」の紹介や、9つのミュージアムの旬のプログラム情報など、厳選情報が盛りだくさん。リピーター向けプログラムの案内も届きます!
こんな通信が届きます!
サンプルはこちら
美術館・博物館・動物園・図書館・音楽ホール、芸術大学まで揃う上野公園。
国内屈指のミュージアムが徒歩圏内に集まるこんな場所は、世界中のどこにもありません。
豊富な文化資源が、こどもたちの好奇心に応え、学びのスケールがひろがります。
上野の森美術館、恩賜上野動物園、国立科学博物館、国立国会図書館国際子ども図書館、
国立西洋美術館、東京藝術大学、東京国立博物館、東京都美術館、東京文化会館。
私たちが提案するのは、上野公園全体が有機的に連動し、
ミュージアム間をひとびとが行き交い、集い、学びあう、
ダイナミックなミュージアム連携です。
たとえば、こんな連携プログラムを実施しています
東京都美術館×恩賜上野動物園が連携
動物園にはよく行きますが、初めて美術館に入りました。
木の匂い、動物の表情など、すごく心に響くものがありました。
東京国立博物館×国立西洋美術館×東京都美術館が連携
夏・冬・春の長期休みに全10回開催された中高生向けプログラム。
自分の言葉で作品を語り、オーディオ・ガイドを作りました。
作品を見て感じること、自分で知ることはできるけど、
それを他人に伝えるのにどんな言葉を使えば共感してもらえるか、
それも、できるだけ自分の感覚と近い感覚が伝わるか、よく考えました。