Facebook

En

活動ブログ

MENU

2019年度 オープンデイ「キュッパ・チャンネル」

オープンデイ キュッパ・チャンネル②(2019.10.5)
<リピーター・プログラム:ぼうけん部>

2019年10月5日(土)、今回で2回目を迎えるオープンデイ「キュッパ・チャンネル」が開催されました。

167_MG_9582 DSCF1023

080_MG_9447 266_MG_9852

撮影:中島佑輔(右上以外写真3点)

「キュッパ・チャンネル」は、ものを集めるのが大好きな丸太の男の子”キュッパ”のように、いろいろなものにアンテナを張って、好きなものを見つけて集めることができる、スペシャルな1日です。

あいうえのに初めて参加する人向けのデビュー・プログラム、これまでにあいうえのに参加した人向けのリピーター・プログラム、年間通じて参加するムービー部が実施され、計5種類ものプログラムが同時開催しました。

この日あつまった人の数は、なんと377名!台風が近づいていて、天気に不安をかかえていましたが、当日は最高気温が31度の真夏日になりました。それぞれが迎えた”あつい”プログラムの様子をお伝えします。

それぞれのプログラムの様子はこちらから!

 

「デビュー・プログラム」

「リピーター・プログラム:キュッパ部」

「ムービー部」

 

=====
リピーター・プログラム
ぼうけん部
=====

「ぼうけん部」は、これまで「あいうえの」に参加したことがあるこどもたちを迎え、上野公園の文化施設に出かけるリピーター・プログラムです。今回の行き先は東京国立博物館と国立科学博物館。プログラムは午前・午後の2回実施し、全体で約40組のこどもとその保護者が活動しました。

DSCF1003

スタート地点は都美のスタジオ。こどもたちを迎えるのは東京藝術大学の伊藤達矢さん、とびラーのみなさんです。

今回のテーマは「色のふしぎをみつけよう」。プログラムの最後に2つのチームが合同で、発見したことについて紹介し合います。

はじめに、伊藤さんから「土の色は何色ですか?」という問いかけがありました。こどもたちからは「茶色」「黄土色」などの意見が出てきます。

では実際に土の色を見てみましょう。

DSCF1006

こちらは栗田宏一さんの作品《SOIL LIBRARY/JAPAN》(2015)。日本各地で栗田さんが集めた365色の土が、たくさんの小さなガラス容器につまっています。「こんなにたくさんの色があるんだ!」こどもたちから驚きの声が上がりました。

土にたくさんの色があるように、ミュージアムの展示物はたくさんの色でできています。今回のプログラムでは、色に注目しながら展示物をじっくり観察し、その「不思議」や「魅力」を発見します。

IMG_6689

こどもたちは192色の色チップの中から「心に残っている色」を選びます。「夕焼けの色みたいできれいだから」「家族で旅行した時にみた花の色」それぞれの理由で選んだ色を、ミュージアムで探します。

色選びを終えたところで、いよいよミュージアムに出かける時間になりました。

DSCF1010

こどもたちは、国立科学博物館と東京国立博物館の2つのチームに分かれたら、都美を出発!それぞれの「心に残っている色」を探しに出かけます。

【東京国立博物館(トーハク)チーム】

DSCF1013

到着したこどもたちを出迎えたのは、東京国立博物館の藤田千織さんです。

「東京国立博物館は日本で最初にできた博物館。日本やアジアの文化を守ったり、伝えたりするところです。所蔵している文化財は、なんと11万9000件以上!今日は約3,500件の文化財を見ることができます。」藤田さんからトーハクについてお話を伺います。「屏風、工芸品、着物、浮世絵など、たくさんの種類の文化財が展示されていてその中に、いろんな色があることがわかります。」当時の武蔵野の風景が描かれた屏風の写真が映し出されると「ぜんぜん違う…」と、驚きの声も。藤田さんのお話に導かれるように、今日の活動場所である日本館2階の展示室へ向かいます。

DSCF1035 DSCF1111

とびラーやチームみんなで話しながら作品を鑑賞したり、気になった作品の前で立ち止まりじっくり向き合いスケッチしたり。思い思いの時間を過ごしながら、冒険ノートに自分の発見を記入していきます。

【国立科学博物館(カハク)チーム】

IMG_6781

カハクチームがやってきたのは日本館3階の展示室<日本列島の素顔>です。日本の土・鉱石や動植物など、日本に由来する様々な自然物をじっくり観察をして、自分の心に残っている色を探します。

IMG_6788

「同じ石でも、見る角度を変えると色が違って見える」「この貝の赤は、夕陽のグラデーションの色みたい!」とびラーとの会話も弾みます。それぞれの発見を冒険ノートに記録していきます。

それぞれの館での活動を終えたら、都美に戻ります。

IMG_6810

都美での最後の活動は、発見を共有する時間です。トーハクに行ってきた子、カハクに行ってきた子が混ざり合い、それぞれ自分の発見を紹介し合いました。

IMG_6801 IMG_6748 IMG_6747

今回の活動を通して、こどもたちの冒険ノートはミュージアムでの発見でいっぱいになりました。

これからも「あいうえの」メンバーのみなさんが、自分だけのミュージアムの楽しみ方で、上野公園でのぼうけんを続けてほしいなと思います。

執筆|石倉愛美(Museum Start あいうえのアシスタント)

プログラム: オープンデイ「キュッパ・チャンネル」 |
投稿日: 2019年10月5日