オープンデイ キュッパ・チャンネル②(2019.10.5)
<ムービー部>
2019年10月5日(土)、今回で2回目を迎えるオープンデイ「キュッパ・チャンネル」が開催されました。
撮影:中島佑輔(右上以外写真3点)
「キュッパ・チャンネル」は、ものを集めるのが大好きな丸太の男の子”キュッパ”のように、いろいろなものにアンテナを張って、好きなものを見つけて集めることができる、スペシャルな1日です。
あいうえのに初めて参加する人向けのデビュー・プログラム、これまでにあいうえのに参加した人向けのリピーター・プログラム、年間通じて参加するムービー部が実施され、計5種類ものプログラムが同時開催しました。
この日あつまった人の数は、なんと377名!台風が近づいていて、天気に不安をかかえていましたが、当日は最高気温が31度の真夏日になりました。それぞれが迎えた”あつい”プログラムの様子をお伝えします。
それぞれのプログラムの様子はこちらから!
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ムービー部
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「ムービー部」は、デビューする人もリピーターの人も参加できるプログラム。5回連続で開催するうちの2回目が、この日開催されました。
“ミュージアム・チューバー”を目指して、今回は16名の参加者が再会しました。
講師で映像作家の森内康博さんがみなさんを迎えます。
今回は東京藝術大学の講義室が活動拠点です。久しぶりに顔を合わせるメンバー同士、朝はまだ緊張気味の様子。
森内さんより、前回制作した映像を見ての総評と、今回意識してほしいポイントが話されました。
「それぞれの映像から、自分ならではの視点がよく出ていました!
ただし、もっとクオリティを上げるには・・・」というアドバイスが。
そして、「ミュージアム・チューバー」として大事な心得って何だろう?という森内さんからの問いかけに、参加者みんなで考える時間もありました。
これからの活動において鍵となる「ミュージアム・チューバー」としての心構えを確認したら、いよいよ今日の冒険(ロケハン)へ!
今日の行き先は上野恩賜公園。
今回も、3つのグループに分かれました。作品グループは「人の手によって作られた、自分が作品と思うもの」を、情景グループは「消えてしまいそうな上野公園の風景」を、人間グループは「上野公園にいる人」を、それぞれ探しに出かけます。
お昼を食べたら午後はシナリオを書く時間です。
午前中に見つけたものについて、どんな風に紹介したいかを言葉にしていきます。
撮影:中島佑輔
そうしていよいよ、機材を使っての撮影タイム。
今回は、前回よりも撮影時間を倍にして行いました。
というのも、今回は「上野公園にいる人」の撮影についてはぶっつけ本番。撮影時間内に声を掛け、撮影の許可を取る、というステップを参加者自身に踏んでもらいました。
そのために、今回は「ミュージアム・チューバー」の名刺や同意書も用意して、上野公園にいる人々に積極的にアタック!
撮影:中島佑輔
断られてしまうという経験もしたそうですが、無事に全員が、撮影することができました。
こどもたちにとっても、この活動の理解を得るために自分の言葉で伝え、大人に声をかける経験はスリル溢れる体験となったようです。
上3枚撮影:中島佑輔
2回目を経て、チーム力も上がったようでした。
たくさんの苦労もありましたが、本日も無事に長い1日が終了!
最後にお迎えに来た保護者の方に、出来立ての映像を2本だけ紹介して本日の活動は終了。
“ミュージアム・チューバー”たちが制作した映像たちは、「あいうえの動画チャンネル」で公開されているので、ぜひ見てください!
執筆|鈴木智香子(Museum Start あいうえの プログラム・オフィサー)
投稿日: 2019年10月5日