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2013(平成25)年度 スペシャル・マンデー・コース

スペシャル・マンデー・コース:舎人小学校 (2013.11.25)

11月25日(月)、麻布小学校とほぼ同じ時間に、足立区立舎人小学校の5年生66名も、東京都美術館にバスで到着しました。特別展「ターナー展」を鑑賞します。スタッフもアート・コミュニケータも二手に分かれ、それぞれの学校に専属で対応します。

舎人小学校のこどもたちは、美術館が初めてのこどもが多いと、事前に先生から伺っていました。先生は「もしかすると一生美術館に行かない子もいるかもしれない。でも、こどもの頃に修学旅行などの学校行事で行った経験があれば、なんとなく再訪するきっかけになるかも!」と思われて、美術館が面白い場所だと感じるような経験の場を作りたいと申し込まれました。

事前授業では、貸出アートカードを使って各自「気になる1作品」を選ぶ活動に加え、先生のオリジナルで、作品タイトルと、お話を考える活動をしてきてくださいました。お話を考えることで、作品をより注意深く、心を使って見ることに繋がったように感じました。
(こどもたちの事前授業のワークシート↓)
事前授業(名前なし).pdf事前授業(名前なし).pdf

そして当日。

美術館に到着したこどもたちは、グループごとに座り、アート・コミュニケータと挨拶をして、グループで見る作品を3択から1つ選びました。
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作品が決まった班から展示室に移動し、作品の前で、気がついたこと、発見したことなどを互いに出し合います。このとき、アート・コミュニケータはこどもたちの発言をシートにメモ。こどもたちの発見が集積した1枚のシートが出来上がります。それを持って・・・
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別のグループと合流します。今見て来た作品を2グループで共有する時間です。
「私たちのグループが見て来た作品にはね、◯◯が描かれていて、▽△な雰囲気で・・・」と相手のグループにシートに書きつけられた発見を口頭で伝えます。このとき作品の画像は相手グループには見せません!相手グループは”聞きながら想像”の時間です。どんな作品なんだろう?こんな作品かな?と想像を巡らせながら聞き入ります。
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この共有の時間で、相手のグループに自分たちの発見を伝えること、そして、相手グループから、彼らの発見を聞かされること、その経験を経て、様々な作品があることや、多様な見方があることを体得していくように思われます。

共有が終わったら、”聞きながら想像”した相手グループの作品を実際に見に行きます。想像した通りのこともあれば、想像外のこともあり、そこでも、グループ内で口々に対話が起きることもしばしばです。
_MG_6440

そして、個別鑑賞の時間。グループ鑑賞で、少人数で、発見したり、発見を伝えたり、他の人の発見を聞いて想像したりする中で、こどもたちの身体は作品と向かい合う準備が整い、あたたまった状態になっているようです。大抵、個別鑑賞でひとりになっても、静かにじっくりと作品と向き合っています。
展示室の各所でこのような光景が見られます。
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個別鑑賞後は全員で一度集まり、ミュージアム・スタート・パックをプレゼントしました。先生は、学校での次の図工の時間に、ビビハドトカダブックを使って今日の鑑賞体験をまとめる授業をしますと、仰って下さいました。

追記:
先生から事後に届いたメッセージには、スペシャル・マンデーの翌週に開校記念日で学校がお休みの日があり、「上野公園のミュージアム行って来た!バッジ集めて来たよ!」というこどもがいたとのこと。すぐに行動に移してくれたこどもに感謝です。

プログラム: スペシャル・マンデー・コース |
投稿日: 2013年11月25日