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2013(平成25)年度 通常開室日コース

通常開室日コース:多田小学校 (2013.9.19)

あいうえの学校・先生と行く美術館〈通常開室日コース〉は月に最大2校実施しますが、9月の2校目は中野区立多田小学校の6年生49名。9月19日、会期末まであと数日に迫る東京都美術館の特別展「ルーヴル美術館展——地中海四千年のものがたり」を鑑賞しました。

午前中をとびラーと共に展示室で過ごし、昼休憩を挟んだ午後には、美術館のアートスタディルームを使って事後授業(冒険の記録づくり)が行われました。

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朝10時。美術館に到着した子どもたちは、アートスタディルームで本日の活動の説明を受け、そしてグループ(子ども4-5名+とびラー1名)に分かれます。各グループがグループ鑑賞で見る作品は3作品。とびラーと作品の位置を会場マップで確認します。

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40分程度のグループ鑑賞で見た3作品は、
①6年生全員の人気投票で選んだ「多田小ベスト6」の中から1作品。口々と出てくる発見をとびラーが吹き出し発見シートに書き留めながら鑑賞しました。

②グループメンバーで決めてきた「気になる作品」。こちらは特に発見をシートに書き留めることはしませんが、とびラーと子どもたちは対話を通して鑑賞を徐々に深めていきます。

③これまでルーヴル展を鑑賞した別の学校の子どもたちの発見を、とびラーが紹介しながら見る作品。多田小学校以外の子どものつぶやきを聞くことで、イマジネーションが拡がったり、鑑賞が深まるきっかけになったようです。例えば・・・
他校の子どものつぶやき:「空の色がきれいで朝っぽい感じ」「朝の4時か5時ぐらいの空だった」
多田小の子どものつぶやき:「いや、これは朝の風景でなく、夕方なんじゃないかな。だって潮が引いているから」

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そして40分間の個別鑑賞。子ども同士で意見を交わす姿も見られます。

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アートスタディルームに戻り、グループごとに発見したことを発表しあいます。でも、どの作品を見てきたかは他のグループには秘密のまま。発見を集めた「吹き出し発見シート」を元に、発見を4つほどヒントとして発表し、他のグループの人たちに当ててもらいます。
ヒント1:真正面から見るといろいろな人に見られている感じがする、
ヒント2:服を着ていないのは子ども
ヒント3:人が26人くらいいる

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聞いているグループはiPadで作品画像を拡大して、発表された発見が、どの作品のどの部分のことだか、都度、確認しながら聞いています。

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次発表したいグループは・・・ハイ!ハイッ!

ここでお昼休憩。

午後は「ビビハドトカダブック」に冒険の記録をつくる、事後授業です。
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チラシを切り貼りし、発見や感じたこと、心にふと浮かんだことを書きこんで、展示室での経験を記録します。午後の活動も集中力が途切れることなく、黙々と作業をする子どもたち。ブックへの冒険の記録作成と、出来たブックをクラスで互いに見あう時間をとり、14時に退館しました。

学校の団体来館で4時間に及ぶ滞在はなかなか見ない長い活動でしたが、学校での事前授業がとても充実していたのか、子どもたちが展覧会に高い興味を持った状態で来館し、自分が見たい作品や気になる作品を「見てくるぞ!」という強い熱意を感じました。
あるとびラーは、子どものこんなつぶやきを聞いたようです。「やはり美術館の本物は凄い。凄い・・。」「6年生にしてはもったいない経験をさせてもらいました」

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プログラム: 通常開室日コース |
投稿日: 2013年9月19日