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2014(平成26)年度 放課後のミュージアム

放課後のミュージアム:第4回(2014.10.1)

この日は3カ所に分かれ、「他者と出会う」フィールドワークへ。

国立西洋美術館で「モネの描いたもの」と出会う
国立西洋美術館の常設展を観に行く前に、アトリエで「色」を感じてみます。
朝の色と夕の色、そして夜の色。自分で絵の具を混ぜ、色を作ります。

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朝の雰囲気や匂い、夕方の気分、夜のお話。そんなことを話してみながら、自分の感じるその時間を、色で表現してみます。

色はパレットの上で混ぜるときだけでなく水の中で筆を洗う時にも変化して、その瞬間に思いがけず「きれいな色」に出会うことも。

みんなの色を紙に貼ってみてから、国立西洋美術館でモネの絵画が常設展示されている部屋へ行きます。

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「色」や「光」、「時間」のことをきっかけに、それぞれがモネと出会ったあとは、アトリエに戻って来てまた色を作ります。朝、夕、夜、その限りではなく、混ぜること、塗ることを試します。点々に描いたり平らに塗ったり、紙に移しとったり。

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上野の森美術館で「北斎の表現」に出会う
ふたつめのグループは、上野の森美術館で開催中の「ボストン美術館 浮世絵名品展 北斎」へ。

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葛飾北斎の沢山の浮世絵版画が展示されているので、この日は「富嶽三十六景」や「諸国瀧廻り」、多色刷りの版画の道具や版木の展示に注目してみることに。気になるものを見つけたら、気になった気持ち、好きだと思う気持ちを覚えておいて、その感覚をアトリエに持ち帰ります。

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展覧会で、またはアトリエを出てから上野の森美術館へ行って帰ってくるまでで、いちばん気になったことやものに出会ったときの感じを思い出して、それに近づくことをしてみます。実験の道具は、画用紙、和紙、顔彩、筆、板、ばれん、水、パレット、はさみ、落ち葉など。持って帰って来た気持ちのまま、ここにあるもので手を動かしてみます。

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アトリエで「素材」と出会う
アトリエにある素材は、これまでにとびラーが集めた、家庭で不要になったものや、上野界隈のお店からいただいた「はいざい」たちです。それらも、誰かが作ったもの。

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ミュージアムに展示される作品ではないかもしれないけれど、「もの」として、日常的に私たちの目に触れ、手に触れるものたちをよく観察して…

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その「素材の個性」を書いて、自分の見本帳を作ります。

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その素材を織っていきます。他の子がつくったものも触ってみます。

 

それぞれに、他者と出会ったときの気持ち、感覚を持ち帰ったと思います。出会い方はひとそれぞれ。出かける途中で出会った何かも、大事なこと。その気持ちについて考えたこと、言葉だけでなく、色にしてみたり、筆にのせてみたりしたことを、また別のところで思い出してみてほしいなと思います。

 

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Museum Start あいうえの プログラム・オフィサー
石井 理絵

プログラム: 放課後のミュージアム |
投稿日: 2014年10月1日