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2014(平成26)年度 平日開館コース

平日開館コース:埼玉県立伊奈中学校(2015.3.6)

3月5日の午後、埼玉県立伊奈中学校の1年生80人が、学校向けのプログラム「平日開館コース」にやってきました。
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今回は、いつもの平日開館コースとはすこし順番がちがいます。

平日開館コースの最後に渡されることが多い「ミュージアム・スタート・パック」ですが、今回生徒さんたちは事前に学校でもらい、早速午前中にパックの中に入っている「ビビハドトカダブック」を使って上野にある文化施設に冒険に出てくれました。
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中には、ブックが入っているバッグに自分で絵を描いてオリジナルの「ミュージアム・スタート・パック」にしてくれている生徒さんもいました。

 

盛りだくさんの午前中を過ごした後、この平日開館コースにやって来た皆さん。

まずは、アートスタディルームという部屋で、東京藝術大学の伊藤史子さんから、たくさんの個性豊かな施設が集まる上野について、生徒さんが午前中に巡って来たミュージアムの感想やブックの説明も織り込みながらお話を聞きます。
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続いて、今日みんなで見る展覧会についてのお話です。今回みんなで見る展覧会は、東京都美術館で開催されている「新印象派」展です。

たくさんの鮮やかな色や、点々を使った描き方が特徴的な作品が、100点近く集められている展覧会。

すてきな作品たちを見るために、平日の今日は生徒さんの他にもたくさんのお客さんが展示室に来ています。

そんなお客さんの多い展示室の中で、みんなが安全に気持ちよく絵を見るためのお約束「走らない」、「触らない」、「大きな声でしゃべらない」、「展示室でものを書くときは鉛筆を使う」を確認します。

平日のいつもと変わらない展示室の中で、周りのお客さんのことを考えながら、作品を鑑賞するマナーを学ぶことができるのは、平日開館ならではの魅力です。
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さらに平日開館の魅力として、とびラーと一緒に鑑賞できるということが挙げられます。

とびラーとは東京都美術館で活動をしているアート・コミュニケータです。

このとびラーと一緒に行う対話を通した鑑賞は、自分ひとりでは気づかなかった作品の新しい一面や、ミュージアムのおもしろさを発見するきっかけになります。

グループごとにとびラーとはじめましての挨拶をして、いよいよ展示室に向かいます。

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まずは、グループで作品をじっくり鑑賞します。みんなそれぞれ作品を見て、感じたことを自由にグループのみんなで共有します。同じ作品を見ていても、描かれている人の表情、使われている色、構図などなど、それぞれ注目するポイントがちがい、自分では気づかなかった発見をたくさんすることが出来ます。友達の発見を聞いてから、もう一度絵を見ると、同じ絵でもどこか新鮮な気持ちで見ることが出来ます。
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グループ鑑賞の次は、個人鑑賞をします。グループ鑑賞の時に、作品の様々な鑑賞ポイントを発見した生徒さんたちは、ひとつの作品をじっくり時間をかけて、鑑賞していました。作品を近くで見るだけでなく、離れて見てみたり、展示室の壁の色や照明の当て方に注目してみたり…。そうして発見したことを、ブックに書き留めます。

 

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個人鑑賞の後、再びアートスタディルームに戻り、グループのみんなに個人鑑賞で見た作品の感想を共有します。自分の感想を友達に話すだけでなく、友達の感想を聞くことで、自分が鑑賞しなかった作品についても知ることが出来ます。

 

これで今日のプログラムは終了になります。

午前中からブックを活用してくれた皆さんですが、「平日開館」のプログラムを通して、より自分だけの特別なブックにしてくれたのではないかな、と思います。

今日のミュージアム体験をきっかけに、これからもどんどんミュージアムに冒険に出て、様々な作品と出会ってほしいと思います。

プログラム: 平日開館コース |
投稿日: 2015年3月5日